写真家・在本彌生の個展『わたしの獣たち』が9月14日から愛知・名古屋のON READINGで開催される。
雑誌『TRANSIT』『BRUTUS』『&Premium』などで活動する在本は、航空会社で乗務員として勤務する傍ら写真家としてのキャリアを開始。2006年以降はフリーランスのフォトグラファーとして世界各地を訪れ、撮影活動を続けている。
昨年には約10年ぶりの写真集『わたしの獣たち』を刊行した。同書には、キルギスのロシア風建築、ベトナム・サイゴンの花市場、フランスの騎馬劇団「ジンガロ」の稽古場などの風景を捉えた作品が収められている。
同展は『わたしの獣たち』の刊行を記念するもの。会場では同書の販売も行なっている。
在本彌生のコメント
野性的で粗野なものの中に、とてつもない洗練を感じることがある。
人間、動物、自然、空間、建造物が語りかけてくる生々しさ、土臭さを捉えたい。
あちこちで、私が圧倒されるおもいで 撮りためたそんな写真に、「わたしの獣たち」と名付けた。