フィリップ・ガレル監督の新作映画、映像作家の男と妻&愛人の関係性描く

フィリップ・ガレル監督の映画『パリ、恋人たちの影』が、2017年1月から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで公開される。

『ヴェネチア国際映画祭』銀獅子賞に輝いた『ギターはもう聞こえない』や、『夜風の匂い』『恋人たちの失われた革命』など数多くの作品を発表しているフィリップ・ガレル。公私共に良きパートナーであるドキュメンタリー作家のピエールと妻マノンを軸にした『パリ、恋人たちの影』では、ピエールが若い研修員のエリザベットを愛人にしたことをきっかけに、2人の関係性が変化していく様が描かれる。

ピエールがエリザベットと会っているところを目撃する妻マノン役を演じるのはクロティルド・クロー。妻と別れるつもりもなく、罪悪感のないままエリザベットとの関係を続けるピエール役をスタニスラス・メラールが演じる。

共同脚本には、ルイス・ブニュエル監督の『昼顔』、ジャン=リュック・ゴダール監督の『勝手に逃げろ/人生』などに参加しているジャン=クロード・カリエールが名を連ねている。また撮影監督は、エリック・ロメール監督の『満月の夜』、ルイ・マル監督の『さよなら子供たち』などを手掛けたレナート・ベルタが担当。なお同作は『第68回カンヌ国際映画祭』監督週間に正式出品された。

作品情報

『パリ、恋人たちの影』

2017年1月からシアター・イメージフォーラムで公開

監督:フィリップ・ガレル
出演:
クロティルド・クロー
スタニスラス・メラール
配給:ビターズ・エンド

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