ONE OK ROCKの新曲“Taking Off”が、小栗旬主演の映画『ミュージアム』の主題歌になることがわかった。
11月12日から公開される大友啓史監督の映画『ミュージアム』は巴亮介の同名漫画をもとにしたサイコスリラー映画。雨の日にだけ残虐な猟奇殺人を繰り返す「カエル男」と、カエル男に狙われた妻子を守ろうと奮闘する警視庁捜査一課の刑事・沢村久志を描く。
主題歌となるONE OK ROCKの“Taking Off”は、9月16日に配信リリースされる。なおONE OK ROCKは日本以外ではワーナー・ブラザーズ・レコードと契約していたが、同じワーナーグループであるFUELED BY RAMENに移籍し、新曲を世界に向けて同時配信する。
なおONE OK ROCKは、『ミュージアム』のメガホンを取った大友啓史監督による『るろうに剣心』シリーズでも主題歌を担当している。
大友啓史監督のコメント
僕はONE OK ROCKが好きだ。以前、彼らのドキュメンタリーフィルムを見たとき、不意に感情が溢れそうになる瞬間があった。若い才能が人種や言語、肌の色や国境を超え、あらゆるボーダーを超えて人々を魅了していく―その光景に胸を衝かれたのだ。
『るろうに剣心』三部作に引き続いて、今回も彼らに主題歌をお願いした。そして改めて、はたと気が付いた。ONE OK ROCKの音楽に潜む圧倒的なLIVE感・生の鼓動は、現代にあるもう一つのボーダー、「フィクションと現実の壁」を超えて観客の胸に突き刺さる。そう、あらゆる臨界点を超えようとしているこの映画の主題歌を託せるのは、彼らしかいないのだと。劇場の大音響の中でONE OK ROCKの「Taking Off」を体感しながら、ぜひ映画『ミュージアム』の世界を楽しんでいただければと思います。