展覧会『オランダのモダン・デザイン リートフェルト/ブルーナ/ADO』が、9月17日から東京・初台の東京オペラシティアートギャラリーで開催される。
生活に結びついたオランダのデザイン文化を、異なる時代の3つの視点から探る同展。ヘリット・トーマス・リートフェルトの家具や、家具・建築の模型、図面、スケッチ、色彩ドローイング、アーカイブフォトなど約55点を紹介するほか、「ミッフィー」の作者として知られるディック・ブルーナが手掛けたペーパーバックの表紙デザインやポスター、絵本原画など約270点を展示する。
さらにデザイナーのコー・フェルズーの指導のもと患者の作業療法の一環として制作されたオランダの玩具シリーズ「ADO」を紹介。写真や動画、出版物などの関連資料を合わせると総出点数は400点以上になるという。
会期中には大分県立美術館館長の新見隆や、グラフィックデザイナーの祖父江慎を迎えたギャラリートークを開催。なお同展は12月2日から大分・大分県立美術館に巡回する。