戦前の美術サークルと現代作家を接続&断絶、『X会とパープルーム』展

展覧会『X会とパープルーム』が9月17日から福島・いわきのもりたか屋で開催される。

X会は旧制磐城中学校の学生を中心に活動した美術サークル。1913年の設立以来、1941年11月までに57回の展覧会を催した。学生だけでなく一般人やプロの作家も参加し、洋画家の若松光一郎、詩人の草野心平らを輩出したが、太平洋戦争の影響で消滅した。

『X会とパープルーム』は教育機関であるパープルーム予備校を拠点に活動するアーティストコミュニティー「パープルーム」による展覧会。現代の美術作品とX会の作品とを併置することで、両者を接続または断絶させる試みだという。会場には若松光一郎による絵画も展示される予定だ。

イベント情報

『X会とパープルーム』

2016年9月17日(土)~10月10日(月・祝)
会場:福島県 いわき もりたか屋 2階

時間:11:00~19:00
出展作家:
坂本夏子
福士千裕
百頭たけし
KOURYOU
鋤柄ふくみ
フナイタケヒコ
高橋大輔
飯田 Jennifer 桃子
山本悠
花粉になった野方の空白
urauny
リスカちゃん
新井夏菜
qp
若松光一郎
パープルーム予備校
安藤裕美
アラン
あま
智輝
梅津庸一
休廊日:月~金曜
料金:1,000円
※高校生以下は無料

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