10月25日から東京・六本木ヒルズほかで開催される『第29回東京国際映画祭』の特別招待作品が発表された。
今回の「特別招待作品部門」で上映されるのは、オープニング作品としてすでに発表されているメリル・ストリープ主演の『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』、クロージング作品となる松山ケンイチ主演作『聖の青春』を含む国内外の11作品。
能年玲奈から改名したのんが主演声優を務めるアニメーション映画『この世界の片隅に』や、小栗旬演じる刑事が殺人鬼と対峙する『ミュージアム』、『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフン監督の最新作『ザ・ネオン・デーモン(原題)』、制作に7年を費やしたという、黒人奴隷の反乱を描いたネイト・パーカー監督・主演作『バース・オブ・ネイション』などがラインナップされる。
なお他部門では2つの日本映画特集『映画監督 細田守の世界』『監督特集 岩井俊二』が開催されるほか、「コンペティション部門」には、蒼井優が約8年ぶりに単独主演する『アズミ・ハルコは行方不明』と、小泉八雲の怪談を映画化した『雪女』が日本から選出されている。『第29回東京国際映画祭』のチケットは10月15日発売。