インドネシアの多様な愛を描く特集上映に11本、『TIFF』内で開催

インドネシア映画の特集上映『CROSSCUT ASIA #03 カラフル!インドネシア』が、10月25日から行なわれる『第29回東京国際映画祭』内で開催される。

『CROSSCUT ASIA #03 カラフル!インドネシア』は、2014年に『東京国際映画祭』の新部門として設立された「CROSSCUT ASIA」の第3弾。CROSSCUT ASIAは国際交流基金アジアセンターと『東京国際映画祭』によるコラボレーション企画で、様々な切り口でアジア映画を特集上映している。

今回のラインナップは、男娼の父親とイスラム教徒の娘の再会を描く『ラブリー・マン』、敬虔な信仰を持つ孤独な青年がAVに夢中になる『タクシードライバー日誌』、65歳の未亡人と少年の淡い想いを綴る『アバウト・ア・ウーマン』から構成されるテディ・スリアアトマジャ監督の『「親密」3部作をはじめ、LGBT映画を発表しているニア・ディナタによる『三人姉妹(2016年版)』、第2夫人を娶ることを告げられた女性を描くカミラ・アンディニ監督作『ディアナを見つめて』といった女性監督の作品など、インドネシアの新たな世代による多様な愛のあり方を描いた11作品となる。

会期中には各作品の監督や出演者らによるQ&A、シンポジウムなども予定している。

イベント情報

『CROSSCUT ASIA #03 カラフル!インドネシア』

2016年10月25日(火)~11月3日(木・祝)
会場:東京都 六本木ヒルズ

上映作品:
『アバウト・ア・ウーマン』(監督:テディ・スリアアトマジャ)
『タクシードライバー日誌』(監督:テディ・スリアアトマジャ)
『ラブリー・マン』(監督:テディ・スリアアトマジャ)
『三人姉妹(2016年版)』(監督:ニア・ディナタ)
『Cado Cado ~研修医のトホホ日記』(監督:イファ・イスファンシャー)
『Emma' マザー』(監督:リリ・リザ)
『珈琲哲學-恋と人生の味わい方-(仮)』(監督:アンガ・ドゥイマス・サソンコ)
『ディアナを見つめて』(監督:カミラ・アンディニ)
『舟の上、だれかの妻、だれかの夫』(監督:エドウィン)
『フィクション』(監督:モーリー・スルヤ)
『戒厳令のあとで(デジタル・リストア版)』(監督:ウスマル・イスマイル)

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