ミリアム・カーンの個展『rennen mussen 走らなければ』が10月1日から東京・六本木のワコウ・ワークス・オブ・アートで開催される。
1949年スイス生まれのミリアム・カーンは、原爆や人種差別といった社会問題をテーマした作品を多く発表する現代美術作家。「私はいわゆる伝統的なペインターではなくパフォーミング・アーティストだ」と自ら語るカーンは、短時間で描き上げるペインティング作品のほか、写真、映像、ドローイングなど様々な表現手法を用いている。
『rennen mussen 走らなければ』展では、難民問題をテーマにした新作7点が公開。カーンが描き続けている、人物、植物、建築、動物、風景などをモチーフにしたペインティングもあわせた約30点を紹介する。