映画『ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿』が、12月から東京・渋谷のBunkamuraル・シネマほか全国で公開される。
同作は240年の歴史を持つイタリア・ミラノのオペラハウス・スカラ座を捉えたドキュメンタリー作品。公演の練習風景や準備に追われるスタッフの様子、歴史的な建物の外部と内部、歌劇場の構造設備などが映し出されるほか、スカラ座とゆかりのある芸術家へのインタビューやアーカイブ映像を紹介する。
インタビューにはリッカルド・ムーティ、プラシド・ドミンゴ、ロベルト・ボッレらが登場するほか、作中ではダニエル・バレンボイム、マリア・カラス、ルキノ・ヴィスコンティ、ルチアーノ・パヴァロッティ、ホセ・カレーラス、ヘルベルト・フォン・カラヤン、ルドルフ・ヌレエフ、アルトゥーロ・トスカニーニ、アレッサンドラ・フェリ、クラウディオ・アバドらの姿が捉えられている。
監督はルカ・ルチーニ。撮影監督は映画『グレート・ビューティー/追憶のローマ』のルカ・ビガッツィが務めた。