Marshmallow Laser FeastのVR作品『もしも、森のいきものになったら』を体験するイベントが、10月6日から山口・山口情報芸術センター[YCAM]ほかで開催される。
イギリス・ロンドンを拠点に活動するクリエイティブスタジオのMarshmallow Laser Feast。VR作品や、動くインスタレーション、映像、ライブパフォーマンスといった表現手段を用いてアート、コマーシャルの分野で作品を発表している。
同イベントでは、VR体験作品『もしも、森のいきものになったら』を発表。同作は人間とは異なる視覚を持つトンボ、ユスリカ、フクロウ、カエルの視点で森を移動するような体験ができる作品となり、観客はサラウンドシステムと音声バイブレーションが搭載されたヘッドセットを装着し、森の中を360°を見渡すことができる。映し出される映像の撮影は立体物を記録できるスキャナーを用いて、イギリス北西部の湖水地方にある森の中で行なわれた。
『もしも、森のいきものになったら』の体験会は10月6日と7日に山口情報芸術センター[YCAM]のホワイエで開催。さらに10月9日と10日には山口・仁保上郷にある犬鳴の滝を会場に、実際の森の中で同作を体験できるツアーを実施する。また関連イベントとして、Marshmallow Laser Feastとロンドンのアニメーションスタジオ・Blue Zoo、イラストレーターのロブ・パイバスが共同制作したSquarepusher“Stor Eiglass”のVR型PVが10月10日まで上映されている。