城山羊の会の舞台『自己紹介読本』が12月1日から東京・下北沢の小劇場B1で上演される。
城山羊の会は『トロワグロ』で『第59回岸田國士戯曲賞』を受賞した山内ケンジが主宰する演劇ユニット。山内はCMディレクターとしてソフトバンクのCMシリーズ「白戸家」を手掛けたことでも知られている。
『自己紹介読本』は、前作『水仙の花』以来約1年ぶりの新作公演となる。出演者は初音映莉子、浅井浩介、岡部たかし、富田真喜、岩本えり、松澤匠、岩谷健司。作・演出を務める山内は同作について「とにかく自己紹介ばかりする話を書いてみたい、と思うようになりました」とコメントしている。チケットは10月22日10:00に発売。
山内ケンジのコメント
「自己紹介をさせてください。かまいませんか?」
「はあ」
「ありがとうございます。私は…」
というようなことは、時々あることです。
しかし、めったにない、という人も多いです。
毎日既知の人とだけ会ってその日が終わる場合も多いから。私がそうです。
なので、時にはあり得るこの自己紹介は、やはり新しい世界であり、非日常であり、とてつもない冒険でもあります。
というわけで、とにかく自己紹介ばかりする話を書いてみたい、と思うようになりました。
どうぞよろしくお願いいたします。