新聞家の舞台『揃う』が11月11日から東京・秋葉原の3331 Arts Chiyodaで上演される。
劇作家・村社祐太朗が主宰を務める新聞家。「テキストを真に現実的に扱う」ということと、人が現実において他者と真に対話する困難さを重ね合せて作品制作を行なっている。
若い家族の姿を通して大切な人と「揃う」ことの尊さを描く『揃う』。作・演出は村社が手掛け、深澤しほと横田僚平が出演する。なお同公演では「家族揃って」来場すると割引料金が適用される。適用条件などの詳細は新聞家のオフィシャルサイトで確認しよう。チケットの予約は現在受付中。
会期中となる11月11日と14日には、3331 Arts Chiyodaのウッドデッキでパブリックパフォーマンス『揃わないランチ』を行なう。観覧は無料となる。
村社祐太朗のコメント
当初の考えよりも1年近く遅れて、結果的に2歳1ヶ月のときに保育園に入園した娘と過ごした、無かったかもしれなかった密接な約1年間が、いま夫婦の胸にはどんな出来事として記憶されているのか。そんな繊細な心持ちを控えめに空想しながら、若い家族を描きたいと思った。大事な人と「揃う」ことの尊さについて、深く考えたいと思った。