柳幸典の個展『ワンダリング・ポジション』が10月14日から神奈川・横浜のBankART STUDIO NYKで開催される。
1959年福岡生まれの現代美術家・柳幸典。国旗をかたどった砂を蟻が掘り崩してゆく作品『ザ・ワールドフラッグ・アント・ファーム』が1993年の『ヴェネチア・ビエンナーレ』アペルト部門で賞を受けるなど、国内外で活動を続けている。
BankART STUDIO NYK全館を用いて開催される同展では、『アントファーム』シリーズや、岡山・犬島の廃墟となった銅製錬所を美術館として再生させる『犬島アートプロジェクト』のコンセプトモデル、ゴジラにフォーカスした新作などの大型作品が公開される。
なお会期中には、写真家の石内都や田中功起らが登壇するイベントも開催。詳細はBankART STUDIO NYKのオフィシャルサイトをチェックしよう。