映画『未来を花束にして』の予告編が公開された。
2017年1月27日から東京・有楽町のTOHOシネマズシャンテほか全国で公開される同作は、イギリスの女性参政権運動にまつわる実話をもとにした作品。女性に投票権や親権が認められていなかった1912年のロンドンを舞台に、洗濯工場で働く平凡な女性・モードが、息子には自分と異なる人生を歩んで欲しいという思いから、女性参政権運動に身を投じるというあらすじだ。階級の垣根を超えて結束し、権利を求めて戦った女性たちの姿が描かれる。
運動に参加して変化していく主人公モード役を演じるのはキャリー・マリガン。実在する女性運動の指導者エメリン・パンクハースト役をメリル・ストリープ、モードの夫役をベン・ウィショー、モードの同志イーディス役をヘレナ・ボナム=カーターが演じる。監督はサラ・ガヴロン、脚本はアビ・モーガンが担当している。
「気分屋で心の平静を欠く女性には政治判断は向かない」というセリフで始まる予告編では、工場で働くモードの姿やエメリンが支持者の前で演説をするシーン、モードが夫と言い争いをする場面などが映し出されている。
- 作品情報
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『未来を花束にして』
2017年1月27日(金)からTOHOシネマズシャンテほか全国公開監督:サラ・ガヴロン 脚本:アビ・モーガン 出演: キャリー・マリガン ヘレナ・ボナム=カーター ベン・ウィショー メリル・ストリープ 配給:ロングライド
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?