現代アートの国際展『ヨコハマトリエンナーレ2017』のタイトルおよびコンセプトが発表された。
横浜美術館と横浜赤レンガ倉庫1号館をメイン会場に据え、2017年8月4日から11月5日まで開催される『ヨコハマトリエンナーレ2017』。タイトルとコンセプトは、スハーニャ・ラフェル、スプツニ子!、高階秀爾、リクリット・ティラヴァーニャ、鷲田清一、養老孟司、三木あき子、逢坂恵理子、柏木智雄の9人による「構想会議」を経て決定された。
発表されたタイトルは『島と星座とガラパゴス』。今回の『ヨコハマトリエンナーレ2017』では世界における「接続性」と「孤立」の状況について様々な角度から考察し、人間の想像力・創造力によってデジタル的な視点では把握できない世界の複雑さや繋がりを多角的に捉え直すことを目指すという。
あわせてPARTYが手掛けたイメージビジュアルが公開。展覧会タイトルにある「ガラパゴス」を象徴する存在としてガラパゴスゾウガメのイメージを用い、日本の伝統文様である「亀甲紋」と組み合わせたビジュアルになっている。またカメの上には横浜の街並みが描かれている。
なお『ヨコハマトリエンナーレ2017』では、開催に先駆けて1月から定期的に連続会議『ヨコハマラウンド』を開催。タイトルに関連する諸問題や可能性について議論していくという。
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『ヨコハマトリエンナーレ2017』
2017年8月4日(金)~11月5日(日) 会場:神奈川県 横浜美術館、横浜赤レンガ倉庫1号館ほか