公益財団法人日本デザイン振興会が主催する『グッドデザイン賞』の大賞が発表された。
『2016年度グッドデザイン大賞』に選出されたのは、慶應義塾大学政策・メディア研究科の鳴川研究室とオーサグラフ株式会社による正確な地球の全体像を示す四角い世界地図「オーサグラフ世界地図」。
『グッドデザイン大賞』は、時代性、提案性、審美性、象徴性といった観点から評価が行なわれ、毎年1点が選出。2016年度は『グッドデザイン賞』受賞作1229点から選出された大賞候補6点に対し、審査委員や『グッドデザイン賞』賞受賞者、受賞展来場者による投票が実施され、最多得票数を獲得した1点が大賞に選ばれた。
あわせて『2016年度グッドデザイン金賞』を受賞した19点も発表。災害対応力向上を目的とした冊子「東京防災」やロボットプログラミング学習キット「KOOV」、乾電池関連製品「MaBeee」、ハイレゾ対応ヘッドフォン「MDR-Z1R」、台湾のVVGによる「nonprofit library」などが選出された。
