風俗店でくも膜下出血に、実録漫画『くも漫。』の映画版キャスト発表

2016.11.01 Tue

映画『くも漫。』が2017年1月下旬から東京・新宿バルト9ほかで公開される。

『くも漫。』は、風俗店で最高のサービスを受け、絶頂を迎える瞬間にくも膜下出血を発症したという実体験を描いた中川学の同名漫画をもとにした作品。原作は2014年からウェブ漫画サイト『トーチ』で連載され、大きな反響を集めた。

完治率30％の病から立ち直り、風俗店で倒れたことを家族から隠そうとする主人公・中川役を演じるのはお笑い芸人の脳みそ夫。中川がすすきのの風俗店で出会うナンバーワン風俗嬢ゆのあ役に柳英里紗、中川の妹役に沖ちづる、担当医役に板橋駿谷がキャスティングされている。さらに中川の母役を立石涼子、父役を平田満、病院での患者仲間役を坂田聡が演じる。

メガホンを取ったのは、テレビの情報番組やドキュメンタリー番組を数多く手掛け、中川学のデビュー作『僕にはまだ友だちがいない大人の友だちづくり奮闘記』のドラマ版の演出も担当した小林稔昌。『くも漫。』は小林にとって初の長編映画監督作となる。脚本は放送作家の安部裕之が担当。