「日本におけるキュビスム」を探る展覧会に東郷青児、岡本太郎ら約90作家

展覧会『日本におけるキュビスム―ピカソ・インパクト』が、11月23日から埼玉・埼玉県立近代美術館で開催される。

パブロ・ピカソやジョルジュ・ブラックを先導者として20世紀初頭にヨーロッパで展開されたキュビスム。同展は日本におけるキュビスムの受容と展開を紹介する試みとなる。

展示は1910年代から1944年までの動向を紹介する第1部「日本におけるキュビスム」と、1945年から1960年代までに焦点を当てた第2部「ピカソ・インパクト」の2部構成。会場ではピカソ、ブラックに加え、日本で先駆けてキュビスム的な様式を取り入れた東郷青児、萬鉄五郎や、ピカソ『ゲルニカ』の発表以降に日本で活動した岡本太郎、山田正亮、池田龍雄をはじめとする約90人の作家による作品約160点を展示する。

なお会期中にはギャラリートークに加え、出品作家が登壇するディスカッションとレクチャーのイベントや、フリッツ・ラング監督によるサイレント映画『メトロポリス』の上映会も予定。詳細は埼玉県立近代美術館のウェブサイトをチェックしよう。

イベント情報

『日本におけるキュビスム―ピカソ・インパクト』

2016年11月23日(水・祝)~2017年1月29日(日) 会場:埼玉県 埼玉県立近代美術館
時間:10:00~17:30(入場は17:00まで) 出品作家: パブロ・ピカソ ジョルジュ・ブラック 東郷青児 萬鉄五郎 古賀春江 柳瀬正夢 村山知義 仲田定之助 黒田重太郎 今西中通 川口軌外 坂田一男 三岸好太郎 前田寛治 難波田龍起 恩地孝四郎 小山田二郎 鶴岡政男 松本竣介 池田龍雄 阿部展也 佐藤敬 岡本太郎 山田正亮 吉原治郎 高山辰雄 下村良之介 三上誠 辻晋堂 林康夫 山田光 ほか 休館日:月曜(1月9日は開館)、12月26日~1月3日 料金:一般1,100円 大学・高校生880円 ※中学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名は無料
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