展覧会『お笑い江戸名所 ~歌川広景の全貌』が、2017年1月5日から東京・原宿の太田記念美術館で開催される。
歌川広重の弟子とされる幕末の浮世絵師・歌川広景。生没年などの詳細は判明しておらず、1859年1月から1861年8月までの約2年8か月間のみ活動していたことが現存する作品の改印から確認できるという。
広景の全貌に迫る試みとなる同展。幕末の江戸の名所を背景に、騒いだり転んだりする人々を描いたシリーズ『江戸名所道戯尽』全50点をはじめ、擬人化された野菜と魚介類の戦いを描く『青物魚軍勢大合戦之図』、『東都冨士三十六景』といった作品や、歌川広重、葛飾北斎の作品もあわせて展示する。期間中には学芸員によるトークも開催される。
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『お笑い江戸名所 ~歌川広景の全貌』
2017年1月5日(木)~1月29日(日) 会場:東京都 原宿 太田記念美術館時間:10:30~17:30(入館は17:00まで) 休館日:月曜(1月9日は開館)、1月10日 料金:一般700円 大学・高校生500円 ※中学生以下は無料
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