展覧会『アピチャッポン・ウィーラセタクン 亡霊たち』が、12月13日から東京・恵比寿の東京都写真美術館で開催される。
タイ出身の映像作家・美術家のアピチャッポン・ウィーラセタクン。伝説や民話、記憶、夢などを題材に、長編映画『ブンミおじさんの森』『光りの墓』やインスタレーション、写真など、多岐にわたるジャンルの作品を発表している。
同展では「目に見えない亡霊」をキーワードにしながら、アピチャッポンの映像作品を紹介。作品の背景にある社会的、政治的側面にも焦点を当てる内容になるという。国内の公立美術館でアピチャッポンの個展が行われるのは今回が初めて。
会期中にはアピチャッポン自身が選ぶ短編作品の上映も実施。また12月18日には、アピチャッポンに加え、四方田犬彦、空族の富田克也と相澤虎之助が登壇するシンポジウム『映像の不可視性をめぐって』が開催される。詳細は東京都写真美術館のオフィシャルサイトを確認しよう。
- イベント情報
-
『アピチャッポン・ウィーラセタクン 亡霊たち』
2016年12月13日(火)~2017年1月29日(日) 会場:東京都 恵比寿 東京都写真美術館時間:10:00~18:00(木、金曜は20:00まで、1月2日、3日は11:00から、入館は閉館の30分前まで) 休館日:月曜(祝日の場合は翌日、1月3日は開館)、12月29日~1月1日 料金:600円 学生500円 中高生・65歳以上400円 ※小学生以下、障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料 ※第3水曜は65歳以上無料関連リンク
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?