映画『破裏拳ポリマー』の特報とポスタービジュアル、場面写真が公開された。
5月から東京・新宿バルト9ほか全国で公開される同作は、『科学忍者隊ガッチャマン』をはじめとする数多くのアニメーション作品を制作しているタツノコプロによって1974年から放送されたSFアクションヒーローアニメ『破裏拳ポリマー』の実写映画版。元ストリートファイターの探偵で、奥義「破裏拳」を操る拳法の達人・鎧武士が、アクションヒーロー・破裏拳ポリマーとなって悪と戦うというあらすじだ。
「この世に悪のある限り、正義の怒りが俺を呼ぶ」とのコピーが記されたポスタービジュアルでは、溝端淳平演じる主人公・武士がポリマースーツを着用した姿が捉えられている。また特報には「破裏拳ポリマーここに参上!」と叫ぶ武士の様子や、破裏拳ポリマーのアクションシーンが映し出されているほか、場面写真では原幹恵演じる謎の美女・稗田玲、山田裕貴演じる刑事・来間譲一の姿も確認できる。
なお同作は千葉・幕張メッセで開催される『東京コミコン』に参加。12月4日に坂本浩一監督とキャラクターデザインを担当した野中剛が登壇するイベントが行なわれる予定だ。詳細は後日発表される。
溝端淳平のコメント
俳優生活10年目、ヒーローものとは無縁だなと思っていた中、今回こういう機会を頂き、初めて(特撮用の)スーツを着て、アクションも本格的にやらせて頂きました。坂本監督直々に、裏拳やカンフーなど、色々な格闘技の要素を取り入れながら、稽古をして頂きました。スーツは顔が見えているので、変身後も自分が実際に体当たりでアクションをしているシーンも多いです。勧善懲悪ではない作品が多い中、本当に正義とは何かっていうことを、普遍的にまっすぐ描いている作品だと思います。
どんな困難にぶち当たっても、自分を信じ抜いて、プライドを貫き通すところがとてもヒーローらしいお話です。ここまで直球な作品も今時珍しいですし、何と言ってもアクションシーンに迫力があります。観た後にスカッと気持ちよくなれる作品だと思います。
主人公の鎧武士は普段はいい加減で頼りないですが、ここぞという時は悪に立ち向かい、根っこにはまっすぐな正義感のある男です。ちょっと昭和な香りがする、今時珍しいくらい良い意味でかっこいい人物像かなと思っています。たくさんの見どころのある「破裏拳ポリマー」を劇場でご覧下さい。山田裕貴のコメント
ヒーローモノを観て育ち、そして、戦隊ヒーローだった自分にとって「破裏拳ポリマー」はとても馴染みやすく、来間譲一(ニックネーム:シャーロック)を生きていて楽しかったです。溝端さんをはじめキャストの皆さんとすごくいいチームワークで撮影が出来たこと、坂本監督とのお仕事は3回目で、こうしてまた俳優としての成長を役を通して見てただけることにとても感謝しています。破裏拳ポリマーを知っている方も、知らない方も本当に楽しめる作品になっています。ぜひ劇場へ楽しみに来て下さい。そして、シャーロック!と呼んでやってください。(笑)
原幹恵のコメント
「破裏拳ポリマー」実写化ということで、たくさんの方に今も尚、愛されている作品に出演できることをとても幸せに感じています!大好きなアクション、そして何度もご一緒している坂本監督、そして監督の作り出す愛情溢れる現場、作品に関わることができて嬉しいです!ポリマーファンの方もそうじゃない方も皆さんに楽しんで興奮していただける、とっても格好良い作品になってます!是非楽しみにしていてください!
柳ゆり菜のコメント
私が演じさせていただく南波テルは、底抜けに明るくある意味ぶっ飛んだ女の子なので演じていてとても楽しかったです。ずっと挑戦してみたかったアクションシーンは、監督にお褒めいただき高度なアクションにも挑戦しています。カッコイイだけじゃなく、クスッと笑えて人間味溢れるヒーローの世界観がとても素敵な作品になっています。是非劇場の大画面でご覧ください。
- 作品情報
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『破裏拳ポリマー』
2017年5月から新宿バルト9ほか全国公開監督:坂本浩一 脚本:大西信介 原作:タツノコプロ 出演: 溝端淳平 山田裕貴 原幹恵 柳ゆり菜 配給:KADOKAWA
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?