『オルセーのナビ派展:美の預言者たち ―ささやきとざわめき』が、2月4日から東京・丸の内の三菱一号館美術館で開催される。
「ナビ派」は、美術学校で出会ったポール・セリュジエ、ピエール・ボナール、モーリス・ドニらを中心に1888年に結成されたグループ。ポール・ゴーギャンからの指導をきっかけに、非写実的な手法や内面的な題材を用いた絵画作品を制作した。「ナビ」はヘブライ語で預言者を意味する単語に由来する。
同展ではオルセー美術館に収蔵されているナビ派のコレクションから約80点を展示。会場は6章構成となり、日本の浮世絵から影響を受けた要素や、宗教的な精神性からインスピレーションを受けた一面などを紹介する。
期間中の2月4日には、東京・恵比寿の日仏会館ホールで、同展の監修者イザベル・カーン(オルセー美術館)を招くシンポジウムが行なわれる。詳細は三菱一号館美術館のオフィシャルサイトをチェックしよう。
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『オルセーのナビ派展:美の預言者たち ―ささやきとざわめき』
2017年2月4日(土)~5月21日(日) 会場:東京都 丸の内 三菱一号館美術館時間:10:00~18:00(祝日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は20:00まで、入館は閉館の30分前まで) 休館日:月曜(3月20日、5月1日、5月15日は開館) 料金:一般1,700円 大学・高校生1,000円 小・中学生500円
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