ジャン=リュック・ゴダール監督の映画『はなればなれに』が1月21日から東京・新宿シネマカリテほか全国で順次上映される。
1964年に公開された『はなればなれに』は、ドロレス・ヒッチェンズの犯罪小説をもとにした作品。大金を盗む計画を企てた男女3人の関係が、逃亡生活を送るうちに崩壊していく様を描く。
同作は、33歳のゴダールと主演を務めた23歳のアンナ・カリーナが1963年に設立した独立プロダクション「アヌーシュカ・フィルム」による第1弾作品。同作のファンだというクエンティン・タランティーノは、自身の製作会社の名に同作のタイトルである「A band apart」を冠している。日本では長らく劇場公開が実現せず、1998年に日本で初めて上映された。
なお今回の上映期間中はトークイベントの開催も予定。詳細はオフィシャルサイトでの続報を待とう。
- 作品情報
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『はなればなれに』
2017年1月21日(土)から新宿シネマカリテほか全国順次公開監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール 原作:ドロレス・ヒチェンズ『愚か者たちの黄金』 音楽:ミシェル・ルグラン 出演: アンナ・カリーナ クロード・ブラッスール サミー・フレー ルイザ・コルペイン 配給:コピアポア・フィルム
Special Feature
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