『堀部安嗣展 建築の居場所』が、1月20日から東京・乃木坂のTOTOギャラリー・間で開催される。
建築家の堀部安嗣は、益子義弘に師事したのち、1994年に堀部安嗣建築設計事務所を設立。2013年竣工の『竹林寺納骨堂』で、今年に『第68回日本建築学会賞』作品賞を受賞した。
同展では短編映画の上映を通して堀部の建築作品を紹介。『竹林寺納骨堂』『阿佐ヶ谷の書庫』『イヴェール・ボスケ』などの14作品を中心に、設計の過程、施主へのインタビュー、周辺環境の様子などが映し出される。また会場には堀部の事務所のインテリアを再現し、建築が生まれるまでの過程を模型や愛用の設計用具、堀部が影響を受けた建築などを通して紹介する。
なお期間中には堀部によるギャラリートークが開催されるほか、1月27日に東京・霞が関のイイノホールで講演会『建築の居場所』が開催。1月19日には著書『堀部安嗣 建築を気持ちで考える』の刊行も予定されている。
※記事掲載時から一部内容が変更になりました。
- イベント情報
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『堀部安嗣展 建築の居場所』
2017年1月20日(金)~3月19日(日) 会場:東京都 乃木坂 TOTOギャラリー・間時間:11:00~18:00 休館日:月曜、祝日 料金:無料- 書籍情報
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『堀部安嗣 建築を気持ちで考える』
2017年1月19日(木)発売著者:堀部安嗣 発行:TOTO出版
Special Feature
Crossing??
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