宮城聰演出の舞台『真夏の夜の夢』が、2月25日から静岡・静岡芸術劇場で上演される。
同作はウィリアム・シェイクスピアの同名喜劇を野田秀樹が潤色した作品。割烹料理屋で働く4人の若者が富士山麓の「知られざる森」へと迷い込み、惚れ薬を持つ森の妖精や悪魔たちを巻き込んだお祭り騒ぎが起こるというあらすじだ。
宮城聰は2011年に同作を初めて演出し、2014年にはロングラン上演を敢行。昨年には『フェスティバル/トーキョー15』のオープニングを飾った。打楽器の生演奏や、新聞紙を用いた衣裳と舞台装置などが特徴的な「祝祭音楽劇」となる。映画監督の本広克行は「一人でも多くの方に味わって頂きたい、愉悦の祝祭体験です!」と推薦のコメントを寄せている。
チケットは現在販売中。公演期間中はトークやバックステージツアー、婚活イベントなどの関連イベントも行なわれる。詳細は静岡芸術劇場のオフィシャルサイトをチェックしよう。
本広克行のコメント
SPAC『真夏の夜の夢』の公演を観たことで、自分の中で新しい演劇の扉が開かれました。どこまでが虚で何が実なのかを楽しんで観られるようになり、虚構である舞台が観ている現実の自分に変化をもたらす体験にとても感動したのです。一人でも多くの方に味わって頂きたい、愉悦の祝祭体験です!
- イベント情報
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『真夏の夜の夢』
2017年2月25日(土)、3月5日(日)、3月11日(土)、3月18日(土)~3月20日(月・祝)全6公演 会場:静岡県 静岡芸術劇場演出:宮城聰 作:ウィリアム・シェイクスピア(小田島雄志訳『夏の夜の夢』より) 潤色:野田秀樹 音楽:棚川寛子 出演: 赤松直美 池田真紀子 泉陽二 大高浩一 春日井一平 加藤幸夫 河村若菜 木内琴子 貴島豪 小長谷勝彦 桜内結う 佐藤ゆず 鈴木真理子 大道無門優也 たきいみき 武石守正 ながいさやこ 本多麻紀 牧山祐大 森山冬子 吉見亮 若宮羊市 渡邊清楓 渡辺敬彦 料金:一般4,100円 大・専門学生2,000円 高校生以下1,000円 中高生鑑賞事業公演 2017年2月24日(金)、2月27日(月)~3月3日(金)、3月6日(月)、3月8日(水)~3月10日(金)、3月13日(月)、3月14日(火)全12公演 会場:静岡県 静岡芸術劇場 ※鑑賞事業公演の一般販売は限定数のみ、取り扱いは電話と窓口のみ ※3月8日と3月9日は一般販売なし
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