書籍『ラップ・イヤー・ブック イラスト図解 ヒップホップの歴史を変えたこの年この曲』が、1月6日に刊行される。
同書は2015年にアメリカで発売された書籍『The Rap Year Book』の邦訳版。1979年から2014年までにリリースされたヒップホップの楽曲を1年につき1曲ずつ紹介する。また歌詞の展開を「攻撃的」「宣言的」「ドヤ顔」といった指標を用いて図解するコーナーや、楽曲解説への反論も掲載する。
取り上げられるのは、The Sugarhill Gang、Run DMC.、Ice-T、Public Enemy、A Tribe Called Quest、2Pac、Eminem、Jay-Z、Nas、Drake、カニエ・ウェスト、ケンドリック・ラマー、Young Thugといったアーティストによる全36曲。文章をシェイ・セラーノ、イラストをアルトゥーロ・トレスが手掛けたほか、序文をIce-Tが寄せている。翻訳は『ミックステープ文化論』『誰がラッパーを殺したのか?―ドラッグ、マネー&ドリームス』などの著書を発表している小林雅明が担当。
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