インドから宇宙まで広がる視点、『N・S・ハルシャ展』が森美術館で2月開催

『N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅』が、2月4日から東京・六本木の森美術館で開催される。

1969年にインド・マイスールで生まれ、現在も同地を拠点に活動しているアーティストN・S・ハルシャ。インドの伝統文化や自然環境に向き合いながら、絵画を中心に宇宙や日常の営みまで幅広いテーマを取り上げた作品を発表している。

同展では、1995年以降に制作されたN・S・ハルシャの作品を紹介。マイスールを舞台に物語が展開する作品『チャーミングな国家』シリーズや、インドの神々から映画のヒーロー、老若男女、動物まで約2千のキャラクターが描かれた作品『ここに演説をしに来て』、作品の一部となって空間的な体験ができるインスタレーション作品『空を見つめる人びと』など約70点を展示する。会場には作品のアイデアスケッチ、制作のインスピレーション元になったインドの漫画、伝統絵画を公開する資料展示室や、マイスールの文化、日常が体験できるコーナーが設置される。

会期中にはN・S・ハルシャ、会田誠、美術評論家の山下裕二、同館チーフキュレーターの片岡真実によるトークセッション『世界を俯瞰する絵画、日常を観察する絵画』をはじめ、N・S・ハルシャによるアーティストトークや子どもを対象としたワークショップ、ヨガとアート鑑賞を同時に体験するプログラムなど関連イベントが開催。詳細は『N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅』の特設サイトで後日発表される。

イベント情報

『N・S・ハルシャ展:チャーミングな旅』

2017年2月4日(土)~6月11日(日) 会場:東京都 六本木 森美術館
時間:10:00~22:00(火曜は17:00まで、入館は閉館の30分前まで) 料金:一般1,800円 高校・大学生1,200円 4歳~中学生600円 65歳以上1,500円
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