園子温監督によるロマンポルノ作品映画『ANTIPORNO』の予告編が公開された。
予告編では、冨手麻妙演じるカリスマ小説家の京子と、筒井真理子演じるマネージャーの典子の応酬が虚実入り混じった世界の中で映し出されている。「おまえは売女か!」と罵る京子に対して、「先生のような売女になりたいです」と話す典子の姿や、京子が典子にはめた首輪のリードを引く様子、典子を鞭で打つシーン、典子が「このど新人が!」と叫んで京子の頬を叩く場面などが確認できる。
1月28日から東京・新宿武蔵野館で公開される『ANTIPORNO』は、「日活ロマンポルノ」のプロジェクト「ROMAN PORNO REBOOT PROJECT」の一環で制作された作品。小説家兼アーティストとして時代の寵児となり、極彩色の部屋にこもりながら分刻みのスケジュールをこなす主人公・京子の抱えた秘密が、虚構と現実の狭間で暴かれていくというあらすじだ。冨手と筒井は同作で初めて本格的なヌードを披露している。
- 作品情報
-
『ANTIPORNO』
2017年1月28日(土)から新宿武蔵野館ほか全国順次公開監督・脚本:園子温 出演: 冨手麻妙 筒井真理子 不二子 小谷早弥花 吉牟田眞奈 麻美 下村愛 福田愛美 貴山侑哉 配給:日活
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?