ユーリー・ノルシュテイン監督作の版画展、『話の話』や未完の『外套』も

『ユーリー・ノルシュテイン版画展』が、1月13日から東京・自由が丘のAu Praxinoscopeで開催される。

切り絵を用いた作風で知られるロシア人アニメーション監督のユーリー・ノルシュテイン。これまでに国内外で30以上の映画賞を受賞しており、1991年にはフランス芸術文化勲章、2004年には日本政府から旭日小綬章勲章を授与された。昨年12月から特集上映が全国で順次開催されている。

同展ではノルシュテイン監督作品の版画を展示販売。版画化される作品には『霧の中のハリネズミ』『アオサギとツル』『話の話』『冬の日』といった過去の監督作に加え、1981年から制作中の未完作品『外套』が並ぶ。インクジェット印刷の技術を応用した手法「ジークレー」を用いて制作され、ノルシュテインと美術監督のフランチェスカ・ヤールブソバによる直筆サインが記されている。

イベント情報

『ユーリー・ノルシュテイン版画展』

2017年1月13日(金)~3月25日(土) 会場:東京都 自由が丘 Au Praxinoscope
時間:13:00~19:00 休廊日:月~木、日曜 料金:無料
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