早逝の画家テオドール・シャセリオー、国内初の大回顧展に約110点

展覧会『シャセリオー展 19世紀フランス・ロマン主義の異才』が、2月28日から東京・上野の国立西洋美術館で開催される。

1819年に現ドミニカ共和国で生まれた画家テオドール・シャセリオーは、弱冠11歳でドミニク・アングルのアトリエに入門。16歳で初めてサロンに出品したのち、アルジェリア旅行などを経ながら、肖像画、宗教画、東方をモチーフにした絵画などを制作した。37歳で病のため死去。

同展では16歳で描いた自画像から最晩年の作品まで、シャセリオーの画業を包括的に紹介。油画、水彩画、素描、版画といった作品に加え、ギュスターヴ・モロー、ピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ、オディロン・ルドンらの関連作品や資料などをあわせた約110点を展示する。国内でシャセリオーの包括的な回顧展が行なわれるのは今回が初めて。

イベント情報

『シャセリオー展 19世紀フランス・ロマン主義の異才』

2017年2月28日(火)~5月28日(日) 会場:東京都 上野 国立西洋美術館
時間:9:30~17:30(金曜日は20:00まで、入館は閉館の30分前まで) 休館日:月曜(3月20日、3月27日、5月1日は開館)、3月21日 料金:一般1,600円 大学生1,200円 高校生800円 ※中学生以下、心身に障がいのある方と付添者1名は無料
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