ミュージカル『魔女の宅急便』が6月1日から東京・初台の新国立劇場 中劇場、8月31日から大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演される。
『魔女の宅急便』は児童文学作家・角野栄子が1982年から2009年まで執筆した児童書。1989年に宮崎駿監督によるアニメーション映画版が公開されたほか、1990年代に蜷川幸雄演出でミュージカル化、2014年には実写映画化もされた。また2016年にはイギリスで舞台版が上演された。
今回発表されたミュージカル版の『魔女の宅急便』は、新たなキャストで上演。主人公・キキ役を上白石萌歌、トンボ役を阿部顕嵐(ジャニーズJr.)が演じる。脚本と演出は岸本功喜、作曲は小島良太が担当する。
キキ役を演じるにあたって上白石は、「わたしも今16歳で、キキと同じように日々悩みながら一歩ずつ大人に近づいていけるように努力しているところです。キキという女の子としっかり向き合って自由におてんばに、そして舞台の上で一緒に成長していけたらいいなと思います!」と意気込みを語っている。
上白石萌歌のコメント
『魔女の宅急便』という作品の印象
スタジオジブリで映画化されたときに初めて知りましたが、とても空気感の好きな作品です。
キキの新しく住むことになった街の鮮やかなタッチであったり、壮大な自然の美しさにうっとりしてしまいます!
ちなみに1番好きなシーンは、キキが満月の夜に旅立つシーンです。
わたしまでドキドキしてしまいました!
1人の女の子が悩みながら成長していく姿にとても勇気をもらえる、背中を押してくれるような作品だと思います。キキ役を演じるにあたっての意気込み
独り立ちをする、という意味では今の自分に少し似ているような気がします。わたしも今16歳で、キキと同じように日々悩みながら一歩ずつ大人に近づいていけるように努力しているところです。
キキという女の子としっかり向き合って自由におてんばに、そして舞台の上で一緒に成長していけたらいいなと思います!
わたしが作品に背中を押されたように、観てくださる方にパワーをお届けできればなと思います!阿部顕嵐(ジャニーズJr.)のコメント
『魔女の宅急便』という作品の印象
僕自身「魔女の宅急便」のDVDを持っていて、何回も繰り返し観ているほどのファンです。小さな魔女キキは、空は飛べてもそれ以外は「普通の女の子」なので落ち込んだり苦悩したり、周りの人に助けられたりして成長していく姿にいつの間にか気持ちが重なり、そんな彼女を見て、僕は想いを配達されている気がしました。キキが少しずつ成長し大人への第一歩を踏み出す過程がとても爽やかでキラキラしていて、年齢や性別問わず誰もが共感し応援したくなる印象です。トンボ役を演じるにあたっての意気込み
未だに信じられないですが、トンボ役を演じさせて頂くと聞かされたときは、嬉しすぎて両親にすぐ報告しました。まさか自分がやらせてもらえるなんて光栄です。キキとの恋の行方も、爽やかでキラキラした感じを受け取ってくだされば嬉しいです。不安やプレッシャーもありますが、それ以上に楽しみで仕方がありません。トンボをしっかり演じて、観に来ていただく皆さんの期待を超え、心を震わす歌声を配達していきたいと思ってます。角野栄子のコメント
キキ役とトンボ役について
上白石萌歌さんは透明感のある歌声でキキのイメージにぴったり。
成長していくキキの初々しい姿が今から目に浮かびます。阿部顕嵐さんはスリムでさわやかで、これまたトンボさんが本の中から出てきたみたい。
新鮮なキキとトンボさんの登場です。魔女の宅急便のミュージカル化について
旅立ちのとき、キキは言います。「おくりものをあけるときのようにわくわくしてるわ」
私も舞台があくのをわくわくして待っています。
そう、不思議のジジもお忘れなく。二人と一匹は舞台を魔法でいっぱいにするでしょう。
- イベント情報
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ミュージカル『魔女の宅急便』
原作:角野栄子 脚本・演出:岸本功喜 作曲:小島良太 出演: 上白石萌歌 阿部顕嵐 東京公演 2017年6月1日(木)~6月4日(日)全6公演 会場:東京都 初台 新国立劇場 中劇場 大阪公演 2017年8月31日(木)~9月3日(日)全7公演 会場:大阪府 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
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CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?