太田市美術館・図書館が4月にグランドオープン 9千冊のアートブック所蔵

太田市美術館・図書館が4月1日にグランドオープンする。

群馬・太田の太田駅北口前に位置する同施設は、「創造的太田人」を基本理念に掲げ、太田で育まれてきたものづくりの英知を継承しながら、市民によるまちづくりの拠点となることを目指して設立。図書館と美術館、カフェで構成され、1月に図書館を除くスペースがプレオープンしていた。4月から図書館エリアが全面オープンする。

美術館では現代美術を中心に、展示室の構成を活かした企画展を開催。地元の文化・芸術の収集や調査研究を行なうほか、世界のクリエイティビティーを紹介する展覧会を企画していく。「知の拠点」を目指す図書館では、60か国以上から集めた洋書を含む絵本や児童書をはじめ、約9千冊のアートブックを所蔵。また国内外の最大300誌を閲覧できる雑誌のブラウジングコーナーも設置される。

建築設計は平田晃久が担当。3つの入り口を持った3階建ての建物となり、全体が緩やかなスロープによって連続的に繋がった構造となる。また外部には読書を楽しむことができるテラスがあり、屋上は緑化されている。

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