映画『パパのお弁当は世界一』が2017年に公開される。
同作は、高校生の娘に3年間毎日弁当を作り続けた父親とその娘の実話をもとにした作品。娘の高校生活最後の弁当には「高校に入って初めてのお弁当」の写真と父親からの手紙が添えられており、このエピソードはTwitterで約8万人にリツイートされた。
父親役を演じるのは映画初主演となる渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET)。渡辺は高校生の息子のために3年間弁当を作り続けた自身の経験を綴ったエッセイ『461個の弁当は、親父と息子の男の約束』を2014年に刊行している。娘役を演じるのは武田玲奈。
メガホンを取ったのは、andymori、ONE OK ROCK、9mm Parabellum BulletらのPVを手掛けるフカツマサカズ。主題歌には片平里菜の新曲“なまえ”が起用されている。
渡辺俊美のコメント
映画・主演という初めての経験ですが「パパのお弁当は世界一」と言う素敵な小さな父娘の物語に携わる事が出来てとても嬉しいです。
片平里菜ちゃんの曲も最高にイイ!武田玲奈のコメント
パパのお弁当は世界一のTwitterを拝見させていただき、胸が熱くなりました。
私もお父さんと仲が良いので重なる部分もありましたし、普段から「感謝する気持ち」を忘れてはいけないと感じました。
この心温まるお話が映画化されるということで、出演させていただくことを光栄に思います。
ぜひたくさんの方に届けられますように・・・。片平里菜のコメント
ごめんね、ありがとう、がんばれ
言葉にならないたくさんの思いがお弁当箱には詰まってる。
思いの強さ、愛の深さに感動しました。
今回“なまえ”という曲を主題歌に使っていただけることになり、この曲がこんなに素敵なお話に出会えたこと、とても嬉しく思います。
映画“パパのお弁当は世界一”を通じて世界中にやさしさが広がりますように。フカツマサカズ監督のコメント
去年の年末にリアルタイムで見ていたこのTwitter!
お父さん頑張ったな!みどりちゃん、イイ娘や~なんて思ってたらまさか自分が監督して、映画化されるとは!
お父さんのお弁当の様に温かくて、みどりさんのTwitterの様に沢山のイイネ!になる作品に仕上げますのでお楽しみに!!大野敏嗣のコメント
このお話しを頂いた時に、実際にパパがみどりさんに作ったお弁当の写真をたくさん見させて貰い、思わず涙が溢れてきました。
そのお弁当にはたくさんの表情があって、それはまるで人の笑顔の様で、そしていろいろな思い出や情景が自然と浮かんできました。
このお話しの中で大切な部分はそんなお弁当の表情だと思って脚本を書きましたので、是非そこを楽しんで頂ければと思います。
- 作品情報
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『パパのお弁当は世界一』
2017年に公開監督:フカツマサカズ 脚本:大野敏嗣 主題歌:片平里菜“なまえ” 音楽:片平里菜 出演: 渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET) 武田玲奈
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?