バカリズムの著書『架空OL日記』がドラマ化され、4月から読売テレビほかで放送、Huluで配信される。
『架空OL日記』は、バカリズムが銀行勤めのOLを装って2006年から綴っていたブログを書籍化した作品。バカリズムが脚本・主演を務めるドラマ版では、入社5年目のOL升野英知を主人公に据え、升野と同期で親友の藤川真紀、姉御肌の先輩・小峰智子、入社10年目の酒木法子、天然キャラの後輩・五十嵐紗英の5人が、銀行の更衣室や休憩室で繰り広げるトークや騒動を描く。
主人公のOL・升野英知役を演じるバカリズムは、「今回演じるOL役は普段自分がコントで演じるような女性役でもなければ、女装をした男性役でもないかなり特殊な役なので、女優さんたちの空気感にうまく馴染みつつも、絶対的な違和感を出せればと思います」とコメント。監督はバカリズム脚本・主演のドラマ『住住』でも監督を務めている住田崇が担当する。
なおHuluでは読売テレビでの放送終了後から配信開始。地上波では見ることができないシーンも登場するという。
バカリズムのコメント
自身のブログ本のドラマ化について
もともとただの暇つぶしに始めたブログが、書籍化されるだけでも驚きなのに、ドラマにまでなるなんて超ラッキーだと思います。
原作・脚本・主演を担当することへの思い
原作・脚本だけじゃなくて、主演もとなると、スケジュールが大変だしセリフもたくさん覚えなければいけないので、できれば避けたかったのですが、この世界観を成立させるとなると、自分が演じる以外の方法がないのでとにかく頑張って面白くしようと思います。
OL役を演じる意気込み
今回演じるOL役は普段自分がコントで演じるような女性役でもなければ、女装をした男性役でもないかなり特殊な役なので、女優さんたちの空気感にうまく馴染みつつも、絶対的な違和感を出せればと思います。
見どころについて
物語自体は、OLさんのほのぼのとした日常を淡々と描いたものなので、共感したりニヤニヤしたりしながら楽しんでもらいつつも、数分に一回くらいふと「男が書いて男が演じている」という狂気を思い出していただければと思います。住田崇監督のコメント
バカリズム脚本の中でも、最も独創的でクレイジー(笑)だと思います。
キャストスタッフ一同、ドラマとしての新たな可能性に挑戦してます。放送を楽しみにしていて下さい。
- 番組情報
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『架空OL日記』
2017年4月から読売テレビほかで放送、Huluで配信監督:住田崇 脚本:バカリズム 原作:バカリズム『架空OL日記』(小学館文庫) 出演: バカリズム ほか
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?