映画『リンキング・ラブ』が2017年に公開される。
萩島宏によるインターネット小説『Linking Love』を、『平成ガメラ』シリーズや映画『デスノート』などの金子修介監督が実写映画化する同作。アイドルになる夢に敗れた女子大生の美唯が、両親が大喧嘩をした日に魔法のランプから飛び出た守護神と出会い、バブル末期の1991年にタイムスリップするというあらすじだ。美唯が若い頃の母親らとアイドルグループ「ASG16」を結成し、未来を変えるために奮闘する様が描かれる。
主人公の美唯役を演じるのは田野優花(AKB48)。共演者には石橋杏奈、白洲迅、中尾明慶、落合モトキ、加藤諒、木下隆行、大倉孝二、渡辺徹、西村雅彦らが名を連ねる。
同作は1月21日にクランクインし、約1か月の撮影を終えてクランクアップ。田野、石橋をはじめとするキャストはクランクイン前から約2か月にわたってダンスなどの練習に取り組んだという。金子監督は映画初主演となる田野について「小柄だけどビッグでパワフルな女優が現れた」と賛辞を贈っている。
金子修介監督のコメント
26年前に自分で撮った「就職戦線異状無し」のバブリーな世界を再現してみると、その能天気ぶりに笑えるが、田野ちゃんのウケ方が上手で更に2倍笑える。田野優花、可愛くて面白い。小柄だけどビッグでパワフルな女優が現れた。映画では彼女はAKBに落ちたという設定だ。その彼女が何故26年前にAKBのようなグループを作るのか、見て下さい、納得出来ます。バラバラだった16人のガールズが一つに結集してゆく青春は、ウソであっても胸打たれ、今を生きるアイドルたちに敬意を抱くことでありましょう。僕がそうでした。これは一つのアイドル讃歌。石橋杏奈もこんなに可愛くハートを射抜く。白洲迅の懸命なイケメンオタクぶりにも注目下さい。そしてガールズにも。
田野優花(AKB48)のコメント
今回、初映画、そして主演をやらせていただきました、真塩美唯役のAKB48田野優花です。
このお話をいただいた時、こんなに経験豊かなキャストさんの中で、主演というのは大丈夫なのだろうかと不安はありましたが、みなさんに支えていただきながら、無事撮影を終えられました。コメディ要素はもちろんありますが、美唯から出てくる言葉で、すごく考えさせられる台詞がいくつもあるので、観ていただくみなさんの心に届いてほしいなと思います。ぜひ映画館でご覧下さい。
- 作品情報
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『リンキング・ラブ』
2017年公開監督:金子修介 脚本:長谷川隆、金子修介 原作:萩島宏『Linking Love』 出演: 田野優花(AKB48) 石橋杏奈 白洲迅 中尾明慶 落合モトキ 加藤諒 木下隆行 大倉孝二 渡辺徹 西村雅彦 配給:BS-TBS
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?