『国立新美術館開館10周年 ジャコメッティ展』が、6月14日から東京・六本木の国立新美術館で開催される。
1901年に生まれ、1966年に没した彫刻家アルベルト・ジャコメッティ。細長く引き伸ばされた人物彫刻で知られ、アフリカやオセアニアの彫刻、キュビスム、シュルレアリスムなどの影響を受けた作品を制作した。哲学者の矢内原伊作をモデルにした作品も多く残されている。
日本で開催されるジャコメッティ展としては約11年ぶりとなる同展は、初期から晩年までの作品を紹介する回顧展。フランスのマーグ財団美術館のコレクションを中心に、代表的な彫刻作品をはじめ、油彩、素描、版画、記録写真など約135点を出品する。アメリカ・ニューヨークのチェース・マンハッタン銀行のためのモニュメントとして制作された晩年の大作『歩く男I』『女性立像II』『大きな頭部』も展示される。
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『国立新美術館開館10周年 ジャコメッティ展』
2017年6月14日(水)~9月4日(月) 会場:東京都 六本木 国立新美術館 企画展示室1E時間:10:00~18:00(金曜は20:00まで、入場は閉館の30分前まで) 休館日:火曜 料金:一般1,600円 大学生1,200円 高校生800円 ※中学生以下、障がい者とその付き添いの方1名は無料
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