映画『散歩する侵略者』のティザービジュアルが公開された。
黒沢清監督の新作となる同作は、劇団イキウメの同名舞台をもとにした作品。数日間行方不明だった男・加瀬真治が別人のように穏やかで優しくなって妻・鳴海のもとに戻り、「地球を侵略しに来た」と告白するというあらすじだ。主人公・鳴海役を長澤まさみ、侵略者に体を乗っ取られた真治役を松田龍平、ジャーナリストの桜井役を長谷川博己が演じる。
公開されたティザービジュアルには、「絶望がやってきた。愛する人の姿で」とのコピーが確認できるほか、涙を浮かべる鳴海やどこかを指差している真治、「何か」を見つめる桜井に加えて、高杉真宙と恒松祐里が演じる第2、第3の「侵略者」の姿が写し出されている。
またビジュアルの裏面では「人類は知らない。滅亡はそこまで来ている。」というコピーと共に、青空の下で散歩する鳴海と真治の背後で、爆発が起きている様子が確認できる。
- 作品情報
-
『散歩する侵略者』
2017年9月9日(土)から全国公開監督:黒沢清 脚本:田中幸子、黒沢清 原作:前川知大『散歩する侵略者』 出演: 長澤まさみ 松田龍平 高杉真宙 恒松祐里 長谷川博己 配給:松竹、日活
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?