伊東豊雄の展覧会　人口約6千人の島で取り組むプロジェクトを紹介

2017.03.26 Sun

伊東豊雄の展覧会『新しいライフスタイルを大三島から考える』が、4月1日から東京・京橋のLIXILギャラリーで開催される。

LIXILギャラリーの展示シリーズ『クリエイションの未来展』の一環で行なわれる同展。11回目を迎える今回は、建築家の伊東豊雄が愛媛・大三島で行なうプロジェクトにフォーカスする。大三島はしまなみ海道の中央に位置する人口約6千人の島で、2011年には今治市伊東豊雄建築ミュージアムが開業した。

同展では、空き家の修復や寄合所の設立、ワイン造りを目指す農業の再生といった取り組みを通して、伊東や「伊東建築塾」の塾生、島の住民らが「経済によらない豊かさ」を求めるライフスタイルを思考する様子を紹介。会場にはこれまでに行なわれた活動や、2017年度に実施予定のプロジェクトに関わる写真や模型、映像などが展示される。

会期中の5月16日には伊東とワイン醸造家の藤巻一臣によるトークイベントを実施。予約方法はLIXILギャラリーのオフィシャルサイトをチェックしよう。