第7次椿会のメンバーによるグループ展『椿会展 2017 - 初心 -』が、5月28日まで東京・銀座の資生堂ギャラリーで開催されている。
1947年からメンバーを入れ替えて開催され、今年に70周年を迎えるグループ展『椿会展』。2013年に結成された第7次椿会のメンバーは、赤瀬川原平、畠山直哉、内藤礼、伊藤存、青木陵子、赤瀬川の逝去に伴い2015年から参加している島地保武の6人。「初心」をサブタイトルに年1回の展覧会を開催しており、今回が第7次椿会による最後の展覧会となる。
展示作品は、赤瀬川が1950年代に制作した自画像と1960年代に制作した梱包作品、畠山がイギリスのニュータウンや赤瀬川のアトリエを撮影にした作品、内藤が2013年から取り組んでいる『color beginning』『ひと』、花を用いた『無題』、伊藤による刺繍作品と粘土絵、青木による新作のドローイング、島地による映像作品など。
会期中には、島地と酒井はなによるAltneuが、蓮沼執太とコラボレーションするパフォーマンスイベントや、青木によるZINEのワークショップ、内藤によるギャラリートークが開催。詳細は資生堂ギャラリーのウェブサイトをチェックしよう。
- イベント情報
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『椿会展 2017 - 初心 -』
2017年4月4日(火)~5月28日(日) 会場:東京都 銀座 資生堂ギャラリー時間:11:00~19:00(日曜、祝日は18:00まで) 参加作家: 赤瀬川原平 畠山直哉 内藤礼 伊藤存 青木陵子 島地保武 休廊日:月曜 料金:無料
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