横尾忠則による「HANGA」から全貌に迫る回顧展『HANGA JUNGLE』に約250点

2017.04.22 Sat

横尾忠則の個展『横尾忠則 HANGA JUNGLE展』が、本日4月22日から東京・町田市立国際版画美術館で開催されている。

同展は、「版画」の枠を超えた横尾の作品群を「HANGA」と称し、1960年代から新作を含む現在までの作品を紹介する回顧展。約230点の「HANGA」作品に加えて、これまでポスターと見なされてきた作品約20点を会場の壁面を埋め尽くすように展示する。

構成は「1968～70 制作プロセスの作品化版と刷り」「1973～74 楽園幻想と千年王国」「画家宣言ドローイングからペインティングへ」「1984～86 肉体と自然」「1986～91 名画の引用私的絵画へ」「1990～現在今昔物語」「HANGA ポスター？版画？」の7部となる。

会期中の4月23日には椹木野衣の講演、4月30日には横尾と保坂和志、磯崎憲一郎によるトーク『出張アトリエ会議』、5月14日には横尾と大和悠河の対談、5月25日に横尾と蜷川実花の対談が行なわれる。詳細は会場のオフィシャルサイトで確認しよう。

イベント情報: 横尾忠則
『横尾忠則 HANGA JUNGLE展』
2017年4月22日（土）～6月18日（日）会場：東京都　町田市立国際版画美術館
時間：10:00～17:00（土、日曜、祝日は17:30まで、入館は閉館の30分前まで）休館日：月曜料金：一般800円　大学・高校生・65歳以上400円 ※中学生以下は無料