柳本浩市の遺品から思想と活動に迫る展覧会 収集品や資料ファイルを公開

展覧会『柳本浩市展“アーキヴィスト―柳本さんが残してくれたもの”』が、4月29日から東京・自由が丘のsix factoryで開催される。

1969年に生まれたデザインディレクターの柳本浩市。商品開発やブランド戦略のアドバイザー、代官山蔦屋書店をはじめとするショップの監修などを手掛けたほか、様々な分野のプロダクトや印刷物などを収集するコレクターとしても知られていた。2016年に46歳で虚血性心不全のため死去した。

同展では、柳本が自宅に保管していた資料ファイルを公開。多様な領域の記事やグラフィック、印刷物などを手にとって見ることができるほか、柳本が世界各地のスーパーマーケットで入手した食品パッケージ、日用品の容器、郵便局の配送用ボックスなどが展示される。また開催にあわせた冊子『YANAGIMOTO KOICHI - ARCHIVIST'S VISION』が制作される。

現在、同展の制作と柳本のコレクションを保管・運用するための資金募集が、クラウドファンディングプラットフォーム「MotionGallery」上で実施中だ。

イベント情報

『柳本浩市展“アーキヴィスト―柳本さんが残してくれたもの”』

2017年4月29日(土・祝)~6月4日(日) 会場:東京都 自由が丘 six factory 時間:12:00~18:00 料金:一般500円 大学生200円 ※高校生以下無料
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