映画『ディストピア パンドラの少女』が7月1日から全国で公開される。
同作の舞台は、謎のウイルスによってほとんどの人間が「ハングリーズ」と呼ばれる凶暴な存在になった近未来のロンドン。残った少数の人間たちの間でワクチンの生成を目的に開発されている、ウイルスと共生できる存在「セカンドチルドレン」の中に、高度な知能と優しさを持った少女・メラニーが現れるというあらすじだ。
公開中の予告編では、収容所の中でセカンドチルドレンたちが手荒に扱われている姿や、メラニーたちがハングリーズのひしめき合う街を突破しようとする様子、メラニーが「私なら奴らに狙われない」と防護マスクを着用してハングリーズの群れの中に向かっていくシーンなどが確認できる。
監督を務めるのは、『シャーロック』をはじめ多くのテレビドラマシリーズに携わるコーム・マッカーシー。脚本を、原作小説も手掛けているマイク・キャリーが担当した。メラニー役のセニア・ナニュアはオーディションで選出され、同作が長編映画初主演作となる。共演者にはジェマ・アータートン、グレン・クローズ、パディ・コンシダインらが名を連ねている。原題は『The Girl with All the Gifts』。
- 作品情報
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『ディストピア パンドラの少女』
2017年7月1日(土)から全国公開監督:コーム・マッカーシー 脚本:マイク・キャリー 出演: セニア・ナニュア ジェマ・アータートン グレン・クローズ パディ・コンシダイン 上映時間:111分 配給:クロックワークス
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