目黒あむの漫画『honey』が実写映画化され、2018年春に全国で公開される。
2012年から2015年まで『別冊マーガレット』で連載された『honey』は、髪を赤く染め、不良と恐れられている鬼瀬大雅と、気弱な女子高生・小暮奈緒の恋愛模様を描いた作品。鬼瀬に突然結婚を前提に交際を申し込まれた奈緒が、恐怖のあまり告白を受け入れ、優しく純粋な鬼瀬の一面を知っていくというあらすじだ。
目つきが鋭く「鬼S不良男子」と恐れられているが、実際は思いやりのある料理上手な高校生・鬼瀬役を演じるのは、単独での映画初主演となる平野紫耀(Mr.KING、ジャニーズJr.)。鬼瀬への想いが芽生えていく奈緒役を平祐奈が演じる。監督は『ピーチガール』の神徳幸治。撮影は5月初旬から約1か月間にわたって行なわれる予定だ。
鬼瀬役を演じるにあたって髪を赤く染めた平野は「自分では見慣れなかったのですが、周りの方から赤髪の方が良いと言って頂けて、意外と鬼瀬に近づけたのかな、と内心ホッとしています。観てくださる皆さんが、こんな恋がしたいと思えるようなときめきを味わって頂けたらうれしいです」とコメント。
髪を20センチメートル切り、初めて茶髪にしたという平は「初めて髪を染めて、20cmも切ってドキドキでしたが、心機一転、奈緒ちゃんに近づけるように、まっすぐな女の子を演じられるように頑張っていきたいと思います」と意気込みを語っている。
平野紫耀のコメント
映画の単独主演をやらせて頂くことも、ラブストーリーも初めてで、お話をいただいたときは、シンプルに嬉しかったです。色々な共演者の方がいらっしゃるので、負けないように頑張りたいです。
(鬼瀬は)髪の毛を赤くして「不良」で「S」のようですが、好きな女の子に対しては一途でとてもピュアなので、こんな男子が現れたら絶対モテるだろうなと思います。根はしっかりした子なので、真剣なシーンは目に力を入れて演じたいと思います。
(初共演の)平さんは、明るくて、魅力的で、皆さんそういうところに惹かれるんだろうなと思いました。
初めての赤髪は、自分では見慣れなかったのですが、周りの方から赤髪の方が良いと言って頂けて、意外と鬼瀬に近づけたのかな、と内心ホッとしています。観てくださる皆さんが、こんな恋がしたいと思えるようなときめきを味わって頂けたらうれしいです。平祐奈のコメント
お話を頂いて、奈緒ちゃんという女の子がまっすぐでピュアで、すごく可愛らしいなと思いました。内容もとても純粋で、初恋の素敵なお話になっているので、撮影に入ることがずっと楽しみでした。今回初めて髪を染めて、20cmも切ってドキドキでしたが、心機一転、奈緒ちゃんに近づけるように、まっすぐな女の子を演じられるように頑張っていきたいと思います。
鬼瀬くんは、一見怖そうで、髪も赤いので、不良なのかなと思うのですが、すごいギャップを持っていて、こんな恋愛が本当にあったら良いのに、と思いました。平野さんは、初めてお会いした時から天然な部分が鬼瀬くんに似ていて、漫画から飛び出してきたようで、そのまま「鬼瀬くんだ」と思いました。神徳幸治監督のコメント
美容院で、髪を赤く染めた平野さんと髪を切った平さんを見た時、原作で大雅が奈緒に出会えたことが運命だと感じたように、僕も2人と『honey』という素敵な作品に出会えたことは運命だと感じました。
平野さん、平さんをはじめとするキャスト、そしてスタッフ全員で、ひたむきに真っ直ぐで愛おしい『honey』の世界に飛び込んでいこうと思います。目黒あむのコメント
こんな拙い作品で大丈夫なんだろうか…という気持ちもありましたが、一度完結した漫画をまた一つの形として作品にして頂ける事、素直に嬉しく思います。
出演が平野さんと平さんに決まったと聞いて色々拝見させて頂いたのですが、笑顔がとても素敵で印象的なお二人だったので、笑顔を大切に描いてきたハニーの世界観にとてもぴったりだなと思いました。
たくさんの方々に携わって頂いて作り上げられるハニーという作品がどういうものになるのか、いち観客としてとても楽しみにしています。
- 作品情報
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『honey』
2018年春に全国公開監督:神徳幸治 脚本:山岡潤平 原作:目黒あむ『honey』(集英社) 出演: 平野紫耀 平祐奈 配給:東映/ショウゲート
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?