映画『甘き人生』が、7月15日から東京・渋谷のユーロスペース、有楽町スバル座ほか全国で順次公開される。
イタリア人ジャーナリストのマッシモ・グラメッリーニによるベストセラー自伝小説が原作の同作は、1960年代のイタリア・トリノと1990年代のローマが舞台。9歳の時に母を亡くした喪失感から、ジャーナリストとして成功を収めた今もなお心を閉ざした生活を送るマッシモが、精神科医エリーザとの出会いによって過去の傷と向き合っていくというあらすじだ。
監督を務めたのは、『愛の勝利を ムッソリーニを愛した女』『眠れる美女』などで知られるマルコ・ベロッキオ。マッシモ役に『ローマに消えた男』『おとなの事情』などに出演のヴァレリオ・マスタンドレア、エリーザ役に『ある過去の行方』で『第66回カンヌ国際映画祭』女優賞を受賞したベレニス・ベジョがキャスティングされている。
なお同作は昨年の『第69回カンヌ国際映画祭』監督週間のオープンニング作品として上映された。
- 作品情報
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『甘き人生』
2017年7月15日(土)からユーロスペース、有楽町スバル座ほか全国で順次公開監督:マルコ・ベロッキオ 原作:マッシモ・グラメリーニ 脚本:ヴァリア・サンテッラ、エドアルド・アルビナーチ、マルコ・ベロッキオ 出演: ヴァレリオ・マスタンドレア ベレニス・ベジョ エマニュエル・デュヴォス 上映時間:130分 配給:彩プロ
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