EU25か国の作品集う『EUフィルムデーズ』に多彩作品 日本初公開作10本も

上映企画『EUフィルムデーズ2017』が、5月26日から東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンター、6月3日から京都・京都府京都文化博物館で開催される。

「映画で旅するヨーロッパ」をテーマに、EU加盟国で制作された映画作品を一挙に上映する『EUフィルムデーズ』。今回は25か国から、日本初公開作10本を含む映画作品を紹介する。

ラインナップには、スロヴァキアのコメディー作品『ヴォイチェフ』、1930年代に活動した写真家の足跡を追う記録映画『エディットを探して』、ベルギーのアカデミー賞にあたる『マグリット賞』で9部門にノミネートされた『猫はみんな灰色』をはじめとする日本初公開作品や、『シング・ストリート 未来への歌』『リリーのすべて』といった昨年に日本で劇場公開された作品、『第29回東京国際映画祭』で最優秀監督賞を受賞した『私に構わないで』、ラトビア出身のマリス・マルテンソンス監督が桃井かおりを起用した映画『OKI(沖)/Oki-In the Middle of the Ocean』などが並ぶ。現在、上映作品を紹介する動画がYouTubeで公開中だ。

なお期間中には、昨年に逝去したアンジェイ・ワイダ監督を追悼する講演も実施。詳細は『EUフィルムデーズ2017』のオフィシャルサイトでチェックしよう。

イベント情報

『EUフィルムデーズ2017』

上映作品: 『私に構わないで』(監督:ハナ・ユシッチ) 『ナイトライフ』(監督:ダミアン・コゾレ) 『いつまでも一緒に』(監督:リナ・ルジーテ) 『ヴォイチェフ』(監督:ヴィクトル・ツダイ) 『テキールの奇跡』(監督:ルクサンドラ・ゼニデ) 『パティーとの二十一夜』(監督:アルノー&ジャン=マリー・ラリユー) 『ホワイト ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)』(監督:ムンドルッツォ・コーネル) 『明日、戦争の後で』(監督:クリストフ・ヴァグナー) 『シング・ストリート 未来へのうた』(監督:ジョン・カーニー) 『リトル・マン』(監督:ラデク・ベラン) 『マリー・クロヤー 愛と芸術に生きて』(監督: ビリ・アウグスト) 『五日物語-3つの王国と3人の女-』(監督:マッテオ・ガローネ) 『善意の行方』(監督:ロヨラム・ルールセン) 『検事、弁護人、父親、そして息子』(監督:イグリカ・トリフォノヴァ) 『エディットをさがして』(監督:ペーター・シュテファン・ユンク) 『お母さん』(監督:カドリ・コーサール) 『クリスマスの伝説―4人の若き王たち』(監督:テレーザ・フォン・エルツ) 『すべて売り物』(監督:アンジェイ・ワイダ) 『アイスドラゴン』(監督:マッティン・ヘーグダール) 『フラワーズ』(監督:ホセ・マリア・ゴエナガ&ジョン・ガラニョ) 『リリーのすべて』(監督:トム・フーパー) 『猫はみんな灰色』(監督:サヴィナ・デリクール) 『フィフスシーズン~春が来ない村』(監督:ピーター・ブロッセン、ジェシカ・ウッドワース) 『男として死ぬ』(監督:ジョアン・ペドロ・ロドリゲス) 『オリ・マキの人生で最も幸せな日』(監督:ユホ・クオスマネン) ほか 東京会場 2017年5月26日(金)~6月22日(木) 会場:東京都 京橋 東京国立近代美術館フィルムセンター 料金:一般520円 高大生・シニア310円 小中学生100円 ※障害者手帳提示で本人と付添者1名は無料 京都会場 2017年6月3日(土)~6月25日(日) 会場:京都府 京都府京都文化博物館 料金:一般500円 大学生400円 ※高校生以下無料
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