「猫と助け合う本屋」Cat's Meow Booksが資金募集 保護猫が「店員」に

書店「Cat's Meow Books」が8月8日に東京・三軒茶屋にオープン。資金を募るプロジェクトが、クラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」で行なわれている。

Cat's Meow Booksは、里親が見つからない保護猫を「店員」として迎え入れ、本屋の売上の一部で猫の保護活動を支援すると同時に、猫たちに看板猫として店の宣伝をしてもらうという「猫と助け合う本屋」。

店内には猫が昇り降りできる専用の本棚を設置し、猫が登場する書籍を新刊・古本を問わず販売する。写真集や絵本だけでなく、猫が登場する小説、猫が表紙に描かれている人文書、さらに猫がジャケットにデザインされたCD、DVD、猫が出演するDVDなども店頭に並べる。猫ラベルのドリップコーヒー、猫のイラストがあしらわれたクラフトビールなども提供するほか、里親を探している保護猫たちの情報も発信する予定だ。「猫と本の係」は安村正也が担当。ロゴは東京・荻窪の6次元店主のナカムラクニオが手掛けた。

立地は三軒茶屋駅から徒歩で約8分ほどの住宅街。開店予定日の8月8日は、IFAWが制定した「世界ネコの日」となる。クラウドファンディングで集めた資金は、専用本棚やキャットウォーク、「店員」となる猫の福利厚生設備、保護活動団体への寄付などに使用される予定。支援へのリターンには店員猫の写真や、限定しおりセット、店員猫に新しい名前をつける権利、オリジナル顔ハメ看板の作成などが用意されている。

CAMPFIREのプロジェクトページには、オープンまでの経緯や想い、推薦者の内沼晋太郎(本屋B&B、NUMABOOKS)による推薦文も掲載。詳細はプロジェクトページを確認しよう。

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