『MONKEY』に小沢健二のエッセイが掲載 村上春樹、ポール・オースターも

特集記事「翻訳は嫌い?」が6月15日発売の文芸誌『MONKEY vol.12』に掲載される。

翻訳家・柴田元幸の責任編集による『MONKEY』。今回の特集「翻訳は嫌い?」には、4月に行なわれた村上春樹と柴田による講演会『本当の翻訳の話をしよう』の記録や、講義の後に収録された村上と柴田の対談「翻訳の不思議」、1月に800ページを超える約7年ぶりの長編小説『4 3 2 1』を発表したポール・オースターのインタビューを収録する。

また小沢健二のエッセイ「日本語と英語のあいだで」が掲載。小沢は柴田が教鞭を執った東京大学文学部の出身者として知られている。さらに同誌には柴田による「日本翻訳史 明治篇」や、伊藤比呂美、リディア・デイヴィス、ブライアン・エヴンソンらによる記事が収められている。表紙イラストは『marble ramble 名作文学漫画集』などを手掛けているイラストレーター・長崎訓子が描き下ろした。

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