『「そこまでやるか」壮大なプロジェクト展』が、6月23日から東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催される。
「壮大なプロジェクト」をテーマに、大規模な計画や発想によるアートプロジェクトを紹介する同展。参加作家には、クリスト、ジャンヌ=クロード、石上純也、淺井裕介、ルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ、Numen / For Use、ダニ・カラヴァン、ジョルジュ・ルース、西野達が名を連ねている。
会場では、クリストとジャンヌ=クロードの50年以上にわたる創作の歩みを、インタビュー映像、ドローイング、コラージュなどの作品や資料などで紹介。昨年にイタリアで実施された、川面に数キロメートルにわたって布で覆われた桟橋を架けるプロジェクト『フローティング・ピアーズ』の様子も映像で公開される。
またアニッシュ・カプーア、磯崎新らが参加した風船型の移動式コンサートホール「ルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ」の制作過程を追う資料や映像、建築家・石上純也が現在取り組んでいる幅1.35メートル、高さ45メートルの教会建築プロジェクトの紹介や、淺井裕介による過去作品の再構成、ダニ・カラヴァンが1980年から制作を継続している長さ約3キロメートルに及ぶ彫刻作品『大都市軸』の制作プロセス、ジョルジュ・ルース、西野達、Numen / For Useによる新作インスタレーションなども展示される。
なお西野の新作はカプセルホテルをモチーフとしたインスタレーションとなり、会期中、作品内に夜間滞在できるイベントを実施。予約方法などの詳細は21_21 DESIGN SIGHTオフィシャルサイトで発表される。
※記事掲載後、一部内容を変更しました。
- イベント情報
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『「そこまでやるか」壮大なプロジェクト展』
2017年6月23日(金)~10月1日(日) 会場:東京都 六本木 21_21 DESIGN SIGHT時間:10:00~19:00(9月30日は24:00まで、入場は閉場の30分前まで) 出展作家: クリストとジャンヌ=クロード 石上純也 淺井裕介 ルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ Numen / For Use ダニ・カラヴァン ジョルジュ・ルース 西野達 休館日:火曜 料金:一般1,100円 大学生800円 高校生500円 ※中学生以下無料
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