パラスポーツのグラフィックマガジン『GO Journal』が創刊された。
日本財団パラリンピックサポートセンターによる『GO Journal』は、パラスポーツのアスリートや、関連するカルチャーを取り上げる雑誌。「障がい者はかわいそう」「なじみが薄い」といった先入観や価値観を払拭し、転覆させることを目指して刊行される。クリエイティブディレクターは蜷川実花、クリエイティブアドバイザーはムラカミカイエ。蜷川は2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の理事を務めている。
「0号」は内容を一部に限定したパイロット版として発行。蜷川がリオデジャネイロパラリンピックの陸上女子400メートル銅メダリスト・辻沙絵を撮り下ろした写真に加えて、辻へのインタビューも掲載している。3千部限定で無料配布中。第1号では部数やページ数を増加させる予定だという。『GO Journal』のオフィシャルサイトでは蜷川による創刊に寄せたコメントも掲載中だ。
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