『手塚治虫エッセイ集成』2冊が本日刊行 映画&同時代の漫画家を考察

書籍『手塚治虫エッセイ集成 映画・アニメ観てある記』『手塚治虫エッセイ集成 私的作家考』が本日6月20日に刊行された。

手塚治虫が書き残したエッセイをテーマに沿って編んだ両書。『手塚治虫エッセイ集成 映画・アニメ観てある記』には、年間300本以上の映画を鑑賞したといわれる手塚が、ヌーヴェルヴァーグ、SF、ディズニーアニメをはじめとする様々な映像作品について記したエッセイを収録する。また手塚によるジャンル別ベスト映画ランキングも収められる。

『手塚治虫エッセイ集成 私的作家考』には同時代の漫画家やその作品を評した文章を収録。田河水泡、杉浦茂、永島慎二、松本零士、藤子不二雄、大友克洋といった作家に言及するテキストや、表現論、日本の漫画の状況についてのエッセイ、自作についての考察などを収める。両書ともカバーイラストは手塚自身によるものを使用。解説を濱田高志が執筆している。

なお既刊の『手塚治虫シナリオ集成 1970-1980』『手塚治虫シナリオ集成 1981-1989』とあわせて4冊を収納できるオリジナルボックスのプレゼントキャンペーンが実施中。詳細は立東舎文庫のウェブサイトをチェックしよう。

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